有名な慣用句一覧!Googleで最も検索される慣用句トップ19!

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Google最も検索される慣用句

日本には慣用句と呼ばれる言葉が数えきれないほど存在しますが、その中でも多くの人がネットでその意味を検索しているものはどんな慣用句なのでしょうか?

 

逆に言えば、それだけ多くの人に調べられているという事は、年齢問わず大勢の日本人が実は正しく意味を把握できていないという事でもあります。

 

ということで、早速、Googleでも最も多く検索されている慣用句トップ19形式で紹介させていただきます!

なお、最後の「まとめ」では、皆さんの役に立つちょっとしたオトク情報もプレゼントしてますよ♪

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第19位「釘を刺す」

【意味】物事が終わった後で何らかの失敗をしたり問題が起こったりしないように、念のため再確認すること

【語源】日本の伝統的な木造建築である「木組み」という工法に由来

【例文】「こんな失敗に終わるなら、彼に対して事前にひとこと釘を刺す必要があったようだ」

【類語】肝に銘じる、念を押す

実際に日常で釘を刺された後でその意味を調べてからでは遅いので、その前に正しい意味を把握しておきたい慣用句ですね。また、その語源を詳しく知るとこの比喩表現への理解がより一層深まるのも大事なポイントになります。

【釘を刺すの意味がおぼつかない方、詳しい語源を知ってみたいという方はこちらから!】

 

第18位「鼻にかける」 

【意味】自慢したり得意がること、またはその様子のこと

【語源】イギリス人の高い鼻を、中国人が馬鹿にしていたことが由来

【例文】「彼はいつも自分の学歴の良さを鼻にかける

【類語】小鼻をうごめかす、鼻笛を吹く

この慣用句は、「鼻にかかる」「鼻につく」という似たような意味を持つ表現と混同している方が非常に多い、要注意の言葉と言えるでしょう。また、その語源が歴史好きにはたまらない内容になっているもの面白い点です。

【「鼻にかける・鼻にかかる・鼻につく」の意味の違いを自信をもって説明できない方はこちらから!】

 

第17位「途方もない」

【意味】

まったくもって道理に合わない

一般的なレベルに比べずば抜けて優れている

次なる打つ手がなく立ち尽くしている

【語源】「途方」という言葉を紐解くと、「①道理②多くの方向③手段」の三つの意味があることが由来

【例文】

意味①「とても子供じみた途方もない彼の言い訳にあきれ果てて怒る気にもなれなかった」

意味②「この先に待ち構える途方もない道のりを考えるとポジティブになる事が出来ない私はため息をついた」

意味③「あらゆる手段を試みたが一向に改善する兆しがない途方もない状況に彼女はただ立ち尽くすしかない」

【類語】滅茶苦茶、とてつもない

意味が三つも存在していることで、それぞれの意味をしっかり整理が出来ていない方が意外と多いので意味を調べる必要があるのでしょう。

改めて三種類の正しい意味を整理したい方はこちらからどうぞ!】

 

第16位「手に余る」 

【意味】

ものごとが自身の力量を超えており、上手く対処できないこと

見通しが全く立たずに、どうしたら良いか分からず困り果てる状態

【語源】両手が塞がり満杯になっている様子を、比喩表現したことが由来

【例文】

意味①「昇進したは良いが、手に余るほどの仕事量で家に帰る暇すらない。」

意味②「ブランクがある私に今回の案件はあまりにハードルが高くさすがに手に余る

【類語】手に負えない、力不足

なお、「手に余る」の似たような表現として、「身に余る」と「目に余る」という類似の慣用句があり、これらと意味が混同してしまうため改めて意味を調べ直す方が多いです。

「手に余る・身に余る・目に余る」の意味が混同している方はこちらからどうぞ!】

 

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第15位「舌を巻く」

【意味】非常に優秀な物事に対し、驚くと同時に賞賛している様子

【語源】中国の古い書物に記載される「舌巻」という比喩表現が由来

【例文】「このレストランの料理にはプロでも舌を巻く人が続出する」

【類語】目を見張る、脱帽する

意外にもトップ20以内にランクインしたこの慣用句ですが、ネガティブな意味合いで使うと誤解している人が多い事が、改めて意味を調べる人が多い理由と言えるでしょう。

【「舌を巻く」を相手を非難するニュアンスで誤用していた方はこちらから再確認!】

 

第14位「雀の涙」 

【意味】少量にも満たないごくごくわずかな物事のこと

【語源】「スズ」と「メ」の、それぞれの文字が本来持っている意味が由来

【例文】「長年の浮気がばれたことで、反省として今月のお小遣いは雀の涙ていどに減らされた」

【類語】蚊の涙、蚤の小便

語源にもなっている、雀が「スズメ」と名づけられた由来については、普通に日本で生まれ育っていた人でも意外と知らない話なので、雑学として知っておくときっと役立ちますよ。

【雀の涙の詳しい語源と、雀のネーミングの隠れた秘密を知りたい方はこちらから!】

 

第13位「しのぎを削る」

【意味】長期にわたり激闘を繰り広げ続けること

【語源】日本刀で戦い合う武士達のようすに由来

【例文】「日本でも有数のしのぎを削るカレー激戦区に出店するのが夢だ」

【類語】火花を散らす、接戦、死闘

しのぎとは「鎬」と書きますが、これは日本刀のとある部分の事を指しており、映画やドラマで侍が戦うシーンでよく描かれる日本人なら誰しも見たことがあるアノ描写が、この慣用句の語源に繋がっています。

【剣で戦うマンガや時代劇が好きな方は必見の語源解説はこちらから!】

 

第12位「気が置けない」

【意味】気を遣わずに気楽に付き合える

【語源】「置く」=「使う」という意味で用いられている事が由来

【例文】「幼馴染の彼女は私にとっては、唯一の気が置けない存在と言える」

【類語】気の張らない、気心の知れた、気兼ねない

この表現は、「気置けない」や「気置かない」という形で誤用している方が非常に多いため、上位にランクインしているのでしょう。「が」「の」「を」という助詞ひとつ違うだけで正しく意味が伝わらないという意味では確かに少し難易度の高い慣用句ですね。

【「気が置けない・気の置けない・気を置かない」の正しい使い方があいまいな方はこちらからチェック!】

 

第11位「息をのむ」 

【意味】

突然の驚きや恐ろしい出来事によって、無意識に息が止まってしまうこと

緊迫した心情や面持ちで、ことの成り行きを見守っていること

【語源】「まるで息を呑み込んでいるようだ」という身体的な感覚を例えたことが由来

【例文】

意味①「何の前触れもなく急に目の前に飛び込んできた息をのむような絶景は一生忘れる事はないだろう」

意味②「オリンピック代表として決勝戦に出場している娘の姿を母は息をのむ心境で観戦している

【類語】言葉を失う、固唾を呑む

この慣用句は、意味が二種類ある上に漢字も「息を飲む」「息を呑む」という二つの表記があることが混乱を招いているために、意外にも誤用が多い要注意の表現と言えるでしょう。

【そもそも「飲む」と「呑む」の正しい使い分けの基準を知らない方はこちらから確認!】

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第10位「立て板に水」 

【意味】よどみが全くもってなくスラスラと非常に流暢に話していること

【語源】立てかけた板に水が流れるようすに由来

【例文】「普段は無口にも関わらず彼は自分の子供の事となると立て板に水の如く話す」

【類語】戸板に豆

この表現は「無意味である」「手ごたえがない」という意味で勘違いしているケースが非常に頻繁に見られるために為に、多くの人から検索される慣用句になります。

【「立て板に水」の意味が流暢に説明できる自信が持てない方はこちらから確認しましょう!】

 

第9位「油を売る」 

【意味】業務中にも関わらず世間話や無駄話などに時間を費やし働こうとしない怠惰な様子

【語源】江戸時代に髪ツヤを良くするために使われていた髪油を売る商人の働き方に由来

【例文】「課長が外回りだと嘘をつきお気に入りの喫茶店でいつも油を売ることは社内では周知の事実だ」

【類語】道草を食う

日本には「油を差す」「油が切れる」「油を注ぐ」というように「油」にまつわる慣用句が多いこともあり、それらと意味が混ざってしまう事が珍しくありません。また、「油を売る」の語源を豆知識として知っておくとどこかで役立つかもしれません。

【「油」を使う慣用句を混同している方、髪油と油商人の豆知識を知りたい方はこちらからどうぞ!】

 

第8位「目に余る」

【意味】

注意せずにはいられないほど有様が余りにもヒドイこと

数が多すぎることで一目見ただけではその全容が正しく把握できないこと

【語源】「余る」という言葉自体に五種類もの意味が含まれていることが由来

【例文】

意味①「あの客の横柄で自分勝手な振舞いには目に余るものがある」

意味②「舞台上に上がる事で初めて見えた目に余るほどの数の観客に感動した」

【類語】見るに堪えない、筆舌に尽くしがたい

一時期「アンガーマネジメント」という怒りを上手にコントロールする分野が話題にもなりましたが、日常で思わず怒りたくなる状況が多いこともこの慣用句がランクインした理由の一つなのでしょうか。

【普段の生活で「目に余る」という表現を使いたくなるシーンが多い方はこちらへどうぞ!】

 

第7位「いたちごっこ」 

【意味】同じ物事をいつまでも延々と繰り返してしまい全くもってキリがないこと

【語源】いたちの姿を真似て編み出された江戸時代に流行した子供の遊びが由来

【例文】「麻薬を取り締まる警察官と密輸や栽培をする犯罪者はいたちごっこをしている」

【類語】押し問答、水掛け論、堂々巡り、千日手

いたちごっこに関する詳しい記事では、小島よしおの「そんなの関係ねぇ~」やチョコプラの「TT兄弟」などが何故子供たち人気なのかの理由や、「鬼ごっこ」の「ごっこ」の持つ意外な意味なども解説しています。

【子供が真似したくなるギャグの秘密や、「鬼ごっこ」の名前の由来に興味のある方はこちら!】

 

第6位「耳が痛い」

【意味】自分に対する否定的な意見や注意を幾度となく言われ、それを心苦しく思っている様子

【語源】中国の有名な思想家である「孔子」にまつわる古書に書かれたとある記述が由来

【例文】耳が痛いアドバイスを素直に聞き入れることが、今後の自分の大きな成長に繋がると信じている」

【類語】兎の逆立ち、図星、的を射る(いる)

例文にもあるように、耳が痛くなるような指摘をもらう機会が実際の皆さんの日常においても多いことが、この慣用句が四位にランクインした所以なのかもしれませんね。

【他者からのアドバイスを素直に聞くのがニガテという方はこちらから!】

耳が痛い

 

 

第5位!「後の祭り」 

【意味】時間が戻る事は無く終わった出来事は変えられないので後になってから騒いだり後悔してもしょうがない

【語源】京都の「祇園祭」もしくは亡くなった「故人」への思いが由来

【例文】「高校最後の大会の初戦で活躍できずに惨敗を喫した後で普段の練習をサボっていた事を嘆いても後の祭りだ」

【類語】覆水盆に返らず(ふくすいぼんにかえらず)、臍を噛む(ほぞをかむ)、後悔先に立たず

「後の祭り」の詳しい解説の記事では、意外と知らない「祭」と「祭り」という二種類の表記の仕方が存在する理由とその違いについても詳しく解説しています。

【今まで「祭」と「祭り」の違いを改めて調べたことがなかった方はこちらから!】

 

第4位!「棚に上げる」 

【意味】

自分にとって都合が悪い事には知らん顔をして触れないこと

本来やるべき物事を先延ばしにする、問題を直視することを避け続ける

【語源】主に小売業における商いをする人々の在庫管理の大変さに由来

【例文】「夫は昔から他人の失敗は激しく非難する一方で自分の失敗は棚に上げる傾向がある」

【類語】口を拭う、医者の不養生、紺屋の白袴、学者の不身持ち

自分の欠点や弱みと向き合う事は誰にとっても簡単な事でないということも、多くの人が「棚に上げる」という言葉の意味を調べたいと思う理由にあるのかもしれませんね。

【普段の生活で「棚に上げる」ことがゼロだと言い切れないという方はこちらから!】

 

第3位!「揚げ足を取る」

【意味】本来であれば取るに足らないような些細な失敗をわざわざ取り上げて非難すること

【語源】相撲や柔道といった日本古来の武道のとある技術・戦法に由来

【例文】「彼は何かにつけてすぐに他人の揚げ足を取るので彼の事を嫌っている人は星の数ほどいる」

【類語】重箱の隅をつつく、言葉尻を捕らえる、片言隻句、粗探しをする、欠点を論う(あげつらう)

この慣用句は「上げ足」や「挙げ足」という漢字の誤用が多いのもポイントですね。なお、「揚げ足を取る」を詳しく解説した記事では、揚げ足を取る人の特徴やその心理、またそのような人への効果的な対処法なども詳しく説明させていただいています。

【周囲に揚げ足取りの人がいたり、その心理を知ってみたいという方はこちらからどうぞ!】

 

第2位!「頭が上がらない」

【意味】相手の権力や能力に圧倒されたり、何かしらの負い目があったりすることで、その人に対して対等に振る舞うことが出来ないこと

【語源】日常における頭が上がらない状況を比喩表現として用いたことに由来

【例文】「危機的状況を救ってくれた恩義がある取引先に対してはいつまで経っても頭が上がらない

【類語】言いなりになる、恐縮する、敬服する

「頭」という言葉を使う慣用句は、「頭を抱える」「頭が低い」「頭が痛い」「頭が固い」「頭が切れる」「頭をかく」など非常に多く存在しますが、中でも「頭が下がる」という表現と「頭が上がらない」という表現の区別が出来ていないことで普段の生活で困ってしまった経験がある方が多い事が、この慣用句が堂々の第二位にランクインした理由でしょう。

【「頭が上がらない」と「頭が下がる」の違いが明確に説明できない方はこちらから!】

 

第1位!「途方に暮れる」

【意味】問題を解決できる方法がなくてどうしようもないこと

【語源】「途方」=「方法」、「暮れる」=「夕方になり暗くなる≒明確な判断ができなくなる」というそれぞれの言葉の意味に由来

【例文】「山奥で道に迷い、日も暮れてスマホの電源も切れ、完全に途方に暮れる

【類語】窮地に陥る、暗中模索、茫然自失

この慣用句は先ほど出てきた「途方もない」と意味を誤解している方が非常に多い上に、日常において頻繁に耳にする機会がある一方で、それが原因で正しい意味をちゃんと教えられた事がないので改めて意味を正確に把握したいという方がとても多い慣用句と言えますね。

【栄えある第一位を獲得した慣用句の正しい意味を、この機会にこちらからしっかり身につけましょう!】

まとめ

まとめ

さて、Googleで最も多く検索される慣用句トップ20をご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

もし、これを機に正しく意味や使い方をマスターできた慣用句があれば、今後はその言葉を相棒にして更に周囲とのコミュニケーションを楽しく充実したものにしていただければと思います!

 

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